備忘録

思いついたことを書いたり、書かなかったり

久々に

 今日は久しぶりに1時間くらい外をうろついていた。

 

 やはり川沿いと市街では温度がかなり違う。昨日花火を打ち上げていたとは思えないくらい閑散とした河川敷だったが、夕方にはとても歩きやすい気温になっていた。

 

 帰り際、夜の街を歩くと居酒屋に吸い込まれる。喧騒響く中、ぼんやりと飲む酒はうまい。木目が数えられるカウンターにつき、通しをつまみながらハイボールを流し込む。

 

 塩で味付けされた串が美味だった。ネギま、ささみ。塩気の効いた鶏肉と若干焦げたような葱を一緒に頬張ると、肉の甘味と葱の若干の辛味と甘味が口内に広がる。旨みが逃げないうちにハイボールで流し込むのが至高だ。

 

 ささみは見た目に反して柔らかい食感だ。山葵でアクセントをつければ、鼻の奥から抜けるようなピリッとした風味が加わり、淡泊な味にも飽きがこなくなる。

 

 そんなこんなで串を肴にしばし……いや長々と飲み続けてしまった。少しお金を使いすぎてしまったような気もするが、外でお酒を飲む頻度は少なくしているので、たまにはいいだろう。

 

 後ろの席で「人生について」という高尚なテーマで騒いでいた女性2人さえいなければ最高だった。恐らく年齢はあまり変わらないんだろうが……。